朝香酒蔵便り 2010年12月号
あさかさかぐらだより
天津中谷酒造有限公司
天津市東麗経済開発区二緯路
TEL.022-2499-1092 FAX.022-2499-3364
冬の訪れと楽しみ
河北では11月20日に強い北風が吹き、街路樹の葉が飛ばされました。12月13日は初雪。降った雪はすぐに融けましたが、15日には一気に氷点下10℃。木々は全て落葉。わずかばかりの常緑樹が暗緑色の葉を残すだけとなりました。冬の到来です。
酒蔵では、酒造りが続いています。早朝から米を蒸す湯気が立ち昇り、青く澄んだ寒空に吸い込まれて行きます。
仕込蔵では、十数本並んだ発酵タンクの中で微生物が盛んに活動しています。
清酒造りには二つの菌が活躍します。一つは麹カビ。麹カビは糖化酵素を作ります。糖化酵素は米の澱粉をブドウ糖に変えてくれます。
もう一つは、酵母菌。酵母菌はブドウ糖を食べてアルコールに変えてくれます。これを発酵と言います。
これら糖化と発酵の過程で熱が出ますので、蔵の室温は5℃くらい。外から入りますと、暖かささえ感じます。
天津の街の中央を流れる海河(かいが)。会社が終わって、散歩がてら繁華街に架かる橋の手前でクルマを降りて歩いてみました。橋のたもとの日陰は数日前の雪が氷になって残っています。橋の上では足許から寒気が体に染み込みます。夕食を取るお店までわずか十分ほどですが、すっかり体が凍てつきました。
店について早速燗酒とおでんを頼みました。一口飲む毎に、一口食べる毎に食道、そして胃、体が温まっていくのが解ります。気がつけば夢中で大根を、竹輪を、こんにゃくを食べています。冬ならではの楽しみです。
間もなく冬至。そして新年。寒さはこれから一層厳しくなります。健康管理は寒さ対策から。時節柄、皆様ご自愛下さい。
良いお年をお迎え下さい。
この号終わり
(先月号は、筆者の都合により休ませていただきました。
日本酒造組合中央会提供の資料を添付致しました。是非ご活用ください。)
朝香酒蔵便り 2010年12月号
あさかさかぐらだより
天津中谷酒造有限公司
天津市東麗経済開発区二緯路
TEL.022-2499-1092 FAX.022-2499-3364
冬季的到来与享受
华北地区11月20日刮起强西北风,路边树木的叶子纷纷落下。
12月13日是今年的首场雪,但落到地面马上就溶化了,15日气温突然降至零下10度。放眼望去只是有一些常绿树还残留着一些暗绿色的树叶。
冬天来到了。
酒厂内酿酒作业还在继续,车间内弥漫着的蒸汽(蒸米),被清澄的寒冷的外气吸走,酿造车间的数十个发酵罐中,微生物在旺盛地活动着。
清酒酿造需要两种菌起作用,一种是麴菌,它制作糖化酵素,糖化酵素将大米中的淀粉变为葡萄糖;另一种是酵母菌,它将葡萄糖变成酒精。此过程称之为发酵。在进行糖化与发酵的过程中,会产生热量,所以酿造车间虽无取暖设施,但温度是5度,进入车间,有些温暖的感觉。
海河横穿过天津市的市区,海河上的大桥横跨市中心的繁华街道。下班后在此桥畔下车,散步于桥上。桥下日阴处,几日前的残雪已冻成了冰,桥上行走中,感到从脚下吹来的寒气浸入到了体内,走到用餐的料理店只是10分钟的路程,感觉全身都冻僵了。
到达店内马上要了热酒,每喝一口,感到温暖从口腔、食道、胃部、传至全身。吃着萝卜、竹轮、魔芋,这是冬季的享受。
就要冬至了,随后就是新年。气温今后会进一步寒冷,健康管理需要有应对寒冷之策,敬请大家自爱。
祝大家迎接美好的新的一年吧!
この号終わり
(11月号由于笔者原因休刊。本次同刊中有日本酒造组合中央会提供的资料,请参考)
适量饮酒(译文)
促进血液循环、氨基酸增加肌肤润泽
日本相扑协会诊疗所医师医学博士的林盁六先生认为:“日本相扑运动员的肌肤都十分润泽,这是因为他们经常饮用日本清酒的缘故。” ,林盁六先生对高砂部屋的力士为对象,就其饮酒的种类不同,其体温有何变化,进行了调查,结果是饮用日本清酒比饮用其它酒精饮料,其体温高2度且较长时间持续。
体温高可以改善皮肤血液循环,如较长时间持续,可促使皮肤营养供给充分。皮肤的润泽度反应身体的健康状况。所以经常饮用日本清酒的相扑运动员其肌肤光泽度、润泽度都好。
人体60%是水分,20%是蛋白质,构成蛋白质的是氨基酸。日本清酒所含氨基酸与其它酒相比最丰富。日本清酒中含量比较多的氨基酸是谷氨酸、丙氨酸、白氨酸、藻酸等。其中的藻酸是骨胶原的主要原料,被认为对肌肤再生十分有利。
年末了,饮用一点日本清酒滋养肌肤,减缓压力吧!
日本酒造组合中央会
来源:中谷正人 李恒岐译
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