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朝香酒厂便函2011年4月号
2011-5-4

朝香酒蔵便り         2011年4月号
                          あさかさかぐらだより
                                             天津中谷酒造有限公司
                                              天津市東麗経済開発区二緯路
                       TEL.022-2499-1092 FAX.022-2499-3364


                 特別な春

 日本は一年で一番美しい、桜の季節を迎えました。大阪や東京は既に盛りを過ぎ、桜前線は東日本大震災からの復興が進む東北地方を北上中です。被災された皆様におかれましては、桜の花に暫しでも心が癒されることを願います。

 福島第一原子力発電所の事故は、最悪の事態は免れたものの、原子炉格納容器や圧力容器に穴があいていることが判明。燃料棒の冷却に半年以上かかることが明らかになりました。周辺の都県には重苦しい雰囲気が満ちています。
 東京の大学では本来4月の入学式が5月に延期されたり、中止されたり。飲食店も客が入らず寂しい情況が続いていました。

 震災から丁度一ヶ月目にあたる今月11日に筆者は東京を訪れました。新橋駅のJR線ガード下とその周辺は、サラリーマンが帰宅前に一杯やっていく居酒屋が密集していますが、客足がほぼ平常に戻っていました。日常生活の回復は想像以上に早いものがあり、心強く思いました。

 さて、酒蔵の様子です。奈良本家の酒造りは3月末で終了。ここ天津の蔵では仕込み作業(原料をタンクに投入し攪拌する作業)が4月29日に終了します。全てのタンクの発酵が終わって、もろみ(発酵液)の圧搾を終えるのは5月末頃の予定です。毎日気温が上がって行きますので、冷凍機はフル稼働です。

 春といえば菜の花、筍などの野菜や、鰆(さわら)、細魚(さより)、カマス子、ホタルイカなどの海の幸。日本料理の食材が豊富になる季節です。
 残念なことに中国では福島原発事故の風評被害で放射能を気にして魚介類を食べない人が増えていると聞きます。汚染地域での漁業は中止しており、周辺漁港に水揚げされた魚介類は放射能検査が行われています。日本では、何の問題もなく魚介類が消費されています。おまけに中国で食される生鮮魚類のほとんどは福島から遙か離れた中国近海で獲れたものです。
 安心して季節の味を楽しんでいただきたいものです。そして、春の素材を引き立てるのは、程良く温めた日本酒です。
                           この号終わり



朝香酒厂便函         2011年4月号
                          
                                             天津中谷酒造有限公司
                                              天津市東麗経済開発区二緯路
                      TEL.022-2499-1092 FAX.022-2499-3364
                      特殊的春季

    日本迎来了一年中最美丽的樱花盛开季节。大阪、东京樱花已盛开,樱前线经由东北地区北上,东北地区正是东日本大地震灾区,目前复兴中。我祝愿受灾的同胞能被盛开的樱花抚慰心灵。
    福岛第一原子能发电所事故,已避免了最严重事态的发生。现已判明原子炉格纳容器及压力容器出现了洞穴。大家明白要使燃料棒冷却下来需要半年以上的时间。周边都县充满了痛苦的气氛。
    东京的各大学4月份的入学仪式要么延期至5月,要么被终止,餐饮店的客人十分冷清,此状况在持续。
   在震灾发生正1个月的4月11日笔者访问了东京。在国铁新桥站桥下与其周围公司职员下班回家前经常去饮酒的居酒屋十分集中,我发现客人已恢复平常,日常生活的恢复比想象的要早和快。
    另外、酒厂的情况,奈良本家的酿酒已于3月末结束,天津酒厂的投料作业预计4月29日结束。全部大罐的发酵结束并完成压榨应是5月下旬了。目前由于气温上升,冷却机满负荷运转中。
春天正是菜花与笋等蔬菜、䲠鱼、细鱼、鱼籽、贝类等海产品十分丰富的季节,但听说在中国由于福岛原子能发电所事故造成的核泄漏的担心,许多人已不吃鱼贝类了。实际上核泄漏污染区域的捕鱼已停止,周边渔港也设立核影响检查站,对上港的鱼贝类进行检查。所以、在日本鱼贝类的消费没有任何问题。另外、在中国消费的鱼贝类与福岛相隔甚远的中国近海捕获的,更不会有什么影响。
请安心享用季节的美味吧。为了提高美味的享受,请烫一壶清酒。

 
。                                                 终


来源:李恒岐 译